身長に占める脚の長さの割合が、高1と高3男子で親世代(30年前)と比べて下回っているという話。高1男子の身長は168.4cm(30年前:165.9cm|差2.5cm)、高2男子が170.0cm(167.7|2.3)、高3男子が170.8cm(168.7|2.1)で、座高は高1で90.2(88.8|1.4)、高2で91.1(89.9|1.2)、高3で91.7(90.4|1.3)。
身長に占める足の長さの割合は・・(身長-座高)/身長だから、高1で46.43%(46.47%|△0.03%)、高2で46.41%(46.39%|0.02%)、高3で46.31%(46.41%|△0.1%)。かなりの微差なので、統計的に有意かどうかはちょっと分かりません。身長-座高というのは実際には足の長さとイコールになるわけではなく、現代っ子の方が腿とか尻が発達しているため座高が高くなっているだけかもしれない。そういう意味から、足の長さは股下で考えていくべきなのかもしれません。指標が変わると30年前と比較できなくなるので、簡単にはできないと思いますけど。
また、平均身長から結論を導いてるので、もしかしたら高校男子の中で足の短い男子と足の長い男子という、2極化の傾向にあるのかもしれません。最近の高校生に「最近の高校生はみんなでかいよね」という話をしたら、「大きい人は大きいけど、小さい人は小さい」という応えをもらいました。当たり前じゃないかと思ったのですが、要するに身長の高いやつと身長の低いやつが2極化しているということですね。だから足の長い高校生がいるなかで、足の短い高校生もいるのかもしれない。もちろん一般的にそうだと言える根拠はないですが。
でもまあ、そんな細かい事はもういいじゃないですか。一応そういう結果もでているのだから、現代っ子は足が短いと高らかに言いましょう。統計的に立証されたと言い切りましょう。おじさんよ、大志を抱け。
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