訪れたい場所(desired destination)の一位にオーストラリアが選ばれたそうです。2位以下はチリ、ブラジル、ニュージーランド、インド。調査対象の過半数が11カ国以上の国に旅行したことがあるらしいので、色んな場所を既に旅行したことのあるトラベラーが行ってみたい場所・・という感じなのでしょう。
また、オーストラリアは「今まで旅行した中で一番良かった国(favorite destination)」でも1位を獲得。オーストラリアは行ってみたい上に、行った中で一番良い国ということで、観光地としての人気がかなり高いことが分かります。なお2位以下は、イタリア、タイ、ニュージーランド、フランス。オーストラリアのお隣のニュージーランドも人気が高いですね。
ちなみに、ビジット・ジャパン・キャンペーンを推進する日本の人気は・・・・不明です。ランク外ゆえに日本の文字はどこにも書かれていません。残念。観光立国の道のりは険しそうです。
ランキングの高い国と日本を比較して、日本と違うことは、一言で言えば景観の美しさではないかと思います。景観の美しさというのは、自然の美しさはもちろんのこと、調和のとれた建造物にもあると思います。パリでは、シャンゼリゼ通りの建物の高さを規制していたり、広告や看板などの規制したりしているらしい。経済性を阻害しかねないこうした規制が、観光立国としての土台を築いていて、多くの経済効果をもたらしている。日本も目先の経済性に捕われず、景観の美しさを守るためのこうした規制を行ってほいしいなあと思う。
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